星里もちる先生の作品『気になるヨメさん』
=凡例= ◎頁数・・・いわゆる”トビラ”を含む ◎初出 ○すべて『ビッグコミックスピリッツ』増刊号(小学館) ○初版・・・”初版:yyyy/mm/dd”と記載 ○店頭発売日・・・”yyyy/mm(/dd)発売”と記載 ○”初版”および”発売”の記載がないものは、すべて”号数”とする。”号数”の記載方法は以下の通り。 ●”号”や”vol.”は省略 ●”yyyy/mm”または”yyyy/mm/dd”・・・誌に表記の号数 ●”yyyy.n”・・・誌のその年の通し号数 |
=評= ごく普通のサラリーマン・塚本範男<つかもと・のりお>は、ごく普通(でもカワイイ!)の女性・酒井加奈子<さかい・かなこ>と、ごく普通に恋に落ち、結婚の約束をしました。 しかし加奈子は、婚姻届を出しに行くはずが、役所の隣で行われていたゲーム機のイメージガールを決めるミス・コンテストに飛び入り参加してしまい、何とグランプリを獲得! しかもそのゲーム機メーカは、範男の勤める会社の取引先でした。 上司からは婚姻届提出を差し止められ、あげく別居までさせられてしまいます。 二人のあま〜い新婚生活はどうなる?! 「スピリッツ」誌の増刊号「ManPuku!」および「山田」に足掛け4年に渡り連載された本作は、気楽に読めるラブコメディです。 同時期に「スペリオール」誌で連載されていた作品『本気のしるし』と比較すると、特にその”軽さ”が際立ちます。 星里作品の”入門”には、ちょうどよいかも知れませんね。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ・東京ラビリンス(前編・中編・後編)・・・新人雑誌編集者の大桃華子<おおもも・はなこ>は自他共に認める、大の方向音痴です。何の因果か、そんな彼女が初めて任された記事のテーマは、”最新ナビゲーションシステム”について。取材先であるナビシステム開発会社の岸田<きしだ>に憧れる大桃は、「なぜ人は道に迷うのか」という問いへの回答を、自分なりに探し、見つけるのでした。 |
話数 | タイトル | 頁数 | 初出 |
1 | 彼女はヨメさんでミス!? | 28頁 | 『ManPuku!6』1999/01/14(1998/12/14発売) |
2 | バレなきゃ大丈夫です。 | 26頁 | 『ManPuku!7』1999/05/30(1999/04/30発売) |
3 | くじけかけてきた・・・。 | 28頁 | 『ManPuku!8』1999/07/24(1999/06/24発売) |
4 | 届けたい気持ち一つ。 | 24頁 | 『ManPuku!9』1999/09/17(1999/08/17発売) |
5 | ひそかな思いと大胆な行動。 | 26頁 | 『ManPuku!10』1999/11/28(1999/10/28発売) |
6 | また、やってしまいました。 | 26頁 | 『ManPuku!11』2000/01/20(1999/12/20発売) |
7 | どうして僕がそうなるの!? | 26頁 | 『ManPuku!12』2000/06/01(2000/05/01発売) |
8 | いつも損な役回り? | 26頁 | 『ManPuku!13』2000/09/17(2000/08/17発売) |
話数 | タイトル | 頁数 | 初出 |
9 | ”予定通り”は夢のまた夢。 | 26頁 | 『山田1号』2001/01/18(2000/12/18発売) |
10 | お互いわかりあっていても・・・。 | 26頁 | 『山田2号』2001/06/01(2001/05/01発売) |
11 | やっぱり嘘はつけません? | 26頁 | 『山田3号』2001/09/10(2001/08/10発売) |
12 | 一途なあまのじゃく!? | 24頁 | 『山田4号』2002/01/17(2001/12/17発売) |
13 (最終話) |
やっぱりそうでなくっちゃ!? | 25頁 | 『山田5号』2002/06/07(2002/05/07発売) |
短編 | 東京ラビリンス 前編 | 26頁 | 1996/02 |
東京ラビリンス 中編 | 25頁 | 1996/04 | |
東京ラビリンス 後編 | 24頁 | 1996/05 | |
エッセイ風コミック | タイトルのおはなし | 3頁 | 描き下ろし |