＝凡例＝

◎価格・・・消費税別

◎廃盤・・・”●”印があるものが廃盤、”？”は不明

◎作詞/作曲/編曲・・・敬称略

◎長さ・・・分：秒

◎テーマ・・・当該曲がテレビ番組・CMなどの主題歌・挿入歌・テーマソングなどとして利用された場合、その番組（CM）名

◎シングル・・・当該曲が収録されているシングル盤

◎スペシャルアルバム・・・当該曲が収録されているスペシャルアルバム盤

＝評＝

本作より、ビクターからアルファ・ムーンへレコード会社を移籍した真理さん。

これにより、ビクター時代にはまだ残っていたアイドルっぽいイメージは完全に払しょくされ、ニューミュージック系のシンガーソング・ライターに”脱皮”しました。

（レコード会社による”売り方”の差でしょうか。）

本作は、その移籍第１弾。

アレンジもプロデュースも真理さんご自身（いわゆる”セルフ・プロデュース”）という意欲作ですが、

　”当初、憧れの山下達郎氏とのコラボレーションという事で話が進んでいた。しかし、おそれを知らぬ若者であった私は、その恵まれた環境を選択せず、セルフ・プロデュースという、とてつもなく大きな冒険に挑んだのである。”

　（ベストアルバム『Ｔｈｅ Ｕｌｔｉｍａｔｅ Ｃｏｌｌｅｃｔｉｏｎ（1987-1999）』（AS17、2005年リリース）の本作についてのライナーノーツより）

なんていう”裏話”があります。

ジャケット写真は少々暗い（タイトルどおり、気持ちが”ブルー”な）イメージがあるのですが、収録曲は前作『ＫＩＭＯＮＯ ＳＴＥＲＥＯ』（A04）からのニューミュージック路線を踏襲しており、バラード、ポップ、ロック調のものまで、バラエティに富んでいます。

ただ、個人的には次作『Ｍｉｓｓ Ｌｅｍｏｎ』（A06）のほうが、内容の完成度が高く、ジャケットも出来がよいのでは、と思っています。

　　＊レコード会社「アルファ・ムーン」（レーベル名：Ｍｏｏｎ Ｒｅｃｏｒｄｓ、現社名：ワーナーミュージック・ジャパン）については以下ページにて
　　　（真理さんと山下達郎氏とのつながりもこのページにてわかります）

　　http://ja.wikipedia.org/wiki/Moon_Records

2009/01記載　

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